インスタンス購入オプション

Amazon EC2 購入オプション。

  • オンデマンドインスタンス
    • 起動するインスタンスに対して秒単位課金。
  • Savings Plans
  • リザーブドインスタンス
    • 1~3 年の期間、インスタンスタイプとリージョンを含むインスタンス設定を維持する契約により、Amazon EC2 にかかるコストを削減。
  • スポットインスタンス
    • 未使用の EC2 インスタンスをリクエストすることで、Amazon EC2にかかるコストを大幅に削減。
    • アプリケーションを実行するタイミングに柔軟性がある場合や、アプリケーションを中断できる場合に費用効率の高い選択肢である。
  • Dedicated Hosts
    • インスタンスの実行のみを目的とした物理ホストに対して課金。 ソケット単位、コア単位、または VM 単位で、ご使用中のソフトウェアライセンスを持ち込むことでコストを削減。
    • サーバーにバインドされた既存のソフトウェアライセンスを使用することにより、コンプライアンス要件に対応しながらコストを削減可能。
  • ハードウェア専有インスタンス
    • シングルテナントハードウェアで実行されるインスタンスに対して、時間単位で課金。
    • サーバーにバインドされた既存のソフトウェアライセンスを使用することにより、コンプライアンス要件に対応しながらコストを削減可能。
  • キャパシティー予約
    • 特定のアベイラビリティーゾーンの EC2 インスタンスに対して任意の期間キャパシティーを予約。
    • 特定のアベイラビリティーゾーンのリザーブドインスタンスまたはキャパシティ予約を購入する。

参考: キャパシティーの予約、リザーブドインスタンス、Savings Plans 間の違い

オンデマンドインスタンス

長期契約なしで、コンピューティング性能に対して時間単位で支払い。

料金は、インスタンスが起動されてから、終了または停止されるまでの、各インスタンスで使用されたインスタンス時間で請求される。

1 時間未満の各インスタンス時間

  • 秒単位
    • Linux
    • Windows
    • SQL Enterprise を使用する Windows
    • SQL Standard を使用する Windows
    • SQL Webインスタンスを使用する Windows
  • 1時間
    • その他すべてのインスタンスタイプ

リザーブドインスタンス

料金を決定するキー変数

インスタンスの属性

リザーブドインスタンス には、その料金を決める 4 つのインスタンス属性がある。

  • インスタンスタイプ
    • たとえば、m4.large。これは、インスタンスファミリー (m4 など) とインスタンスサイズ (large など) で構成される。
  • リージョン
    • リザーブドインスタンスが購入されているリージョン。
  • テナンシー
    • インスタンスが共有 (デフォルト) または単一のテナンシー (専用) のハードウェアで実行されるかについて。
  • プラットフォーム
    • オペレーティング システム。

コミットメント期間

1 年あるいは 3 年のコミットメントで リザーブドインスタンス を購入することができる。 3 年のコミットメントには大幅な割引が提供される。

  • 1 年: 1 年は 31536000 秒 (365 日) として定義される。
  • 3 年: 3 年は 94608000 秒 (1095 日) として定義される。

リザーブドインスタンス は自動的に更新されない。 有効期限が切れても、引き続き EC2 インスタンスを使用できますが、オンデマンド価格が課金される。 リザーブドインスタンス の期限が切れた場合、インスタンスが終了するまでオンデマンドレートの支払いに戻るか、あるいはインスタンスの属性に一致する新しい リザーブドインスタンス を購入する。

支払いオプション

リザーブドインスタンス では次の支払いオプションが用意されている。

  • すべて前払い
    • 期間の開始時に全額が支払われ、使用時間数に関係なく、残りの期間にその他のコストや追加時間課金は生じない。
  • 一部前払い
    • 料金の一部を前払いする必要があり、期間内の残りの時間は、リザーブドインスタンス が使用されたどうかにかかわらず、割引された時間料金で請求される。
  • 前払いなし
    • リザーブドインスタンス が使用されたどうかにかかわらず、期間内のすべての時間は割引時間料金での請求。
    • 前払い料金は必要ない。

一般的には、リザーブドインスタンス の前払い額を高く設定するほど、より多くの費用を節約可能。

提供クラス

コンピューティングに変更が必要な場合、提供クラスによって、リザーブドインスタンス を変更または交換することができる。

  • スタンダード
    • 最大の割引だが、変更のみを行うことが可能。
    • スタンダード リザーブドインスタンス は交換不可。
  • コンバーティブル
    • スタンダード リザーブドインスタンス より少ない割引だが、異なるインスタンス属性を使用する別のコンバーティブル リザーブドインスタンス と交換可能。コ
    • ンバーティブル リザーブドインスタンス は変更可能。

リザーブドインスタンス を購入した後で購入をキャンセルすることはできない。ただし、ユーザーのニーズが変更した場合、リザーブドインスタンス を変更、交換、売却できる場合もある。