SNSファンアウトパターン

そもそもファンアウトがなんだかわからないが、おそらくこれのことか。

デジタル回路では、ひとつの出力端子に複数の後段回路の入力がつながることはごく普通に行われる。出力端子につながれた入力端子の数のことを、出力端子を扇の要に見立てて、ファン・アウトと呼ぶ。

参考:デジタル回路#ファン・アウト

アプリケーション統合

ファンアウトシナリオは、SNS トピックに発行されたメッセージがレプリケートされ、Kinesis Data Firehose 配信ストリーム、Amazon SQS キュー、HTTP (S) エンドポイント、Lambda 関数などの複数のエンドポイントにプッシュされる場合です。これで並列非同期処理が可能になります。 例えば、ある製品が注文されるたびにトピックに SNS メッセージを送信するアプリケーションを開発できます。 そうすると、その SNS トピックにサブスクライブされている SQS キューは、新しい注文に関する同一の通知を受け取ります。 SQS キューの 1 つに添付された Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) サーバーインスタンスは、注文の処理や実行を処理できます。 また、受信したすべての注文を分析するために、別の Amazon EC2 サーバーインスタンスをデータウェアハウスに添付することもできます。

ファンアウトは、本番稼働用環境に送信されるデータを、テスト環境にレプリケートすることにも使用できます。 前の例から発展させて、新しい受注用に同じ SNS トピックに別の SQS キューをサブスクライブすることもできます。 次に、この新しい SQS キューをテスト環境に添付することで、本番稼働用環境から受け取ったデータを使用してアプリケーションの改善とテストを継続することができます。